
スキルシェアで副収入を得ながらスキルと実績を高めたい。
スキルシェアにはどんなサービスがあるの?
こんな疑問に答えます。
☑ 本記事の内容
- おすすめスキルシェアサービス30選
- スキルシェアで稼ぐコツ
スキルシェアサービスを利用すれば、時間・場所に縛られずに自分のペースで収入を得ることが可能です。
副業にもおすすめなので、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてくださいね。
【2020年】スキルシェアのおすすめサービス30選
スキルシェアとは、スキルを共有して報酬を獲得するサービスのことです。
「企業から個人」ではなく、「個人から企業」「個人から個人」へとサービスを販売する特徴があります。
提供できるスキルはさまざまで、例をあげると次のとおり。
- ライティング
- イラスト
- 語学
- コンサルティング
- 家事代行
さらには、「何もしないこと」を販売して注目される人まであらわれました。
このようにスキルシェアの可能性は、アイデア次第で無限です。
スキルシェアのジャンルは6種類
スキルシェアのジャンルは次の6種類。
- 総合型
- 講義・レッスン型
- 語学型
- 家事・育児型
- 体験型
- 専門分野型
同じジャンルであっても、サービスごとにコンセプトは異なります。
ここからはジャンルごとにサービスを紹介していくので、特徴を理解して最適なものを見つけましょう。
総合型のスキルシェア
さまざまなスキルを幅広く提供できるジャンル。
価格設定も自由なことが多いため、趣味レベルのスキルでも、工夫次第では稼ぐことが可能です。
企画力がある人には特におすすめします。
ココナラ
知識・経験・スキルを500円以上(手数料10〜25%)で自由に販売できます。
プログラミング、写真、ライティングなどの専門スキルだけでなく、人生相談、似顔絵作成、占いなどのユニークな商品も人気。
スキルシェアサービスの中では老舗なので、利用者が多いのも特徴的です。
手軽な副業として活用するのにはおすすめのサービスといえるでしょう。
タイムチケット
公式サイト:https://www.timeticket.jp/
タイムチケットは「時間」を販売できるサービスです。
30分単位で1,500〜15,000円の値段をつけられます。
手数料は10〜25%
提供されているスキルは、ビジネスコンサルティング、カウンセリング、雑談などさまざまです。
サービス内容と値段設定によっては、効率的に稼ぐことができるでしょう。
Taimee
好きな時間・場所で働ける「スキマバイト」が見つかるサービス。
バイト先には、コンビニ、カフェ、レストラン、ファストフード店などが用意されています。
給料は即日で受け取れるので、スキマ時間にお小遣い稼ぎをしたい人にはおすすめです。
Zehitomo
公式サイト:https://www.zehitomo.com/
プロとしてスキルを登録しておくと、ユーザーの依頼内容をAIが分析・マッチング。
最適な仕事があると、自動的に割り当ててくれるサービスです。
提供されているスキルは、イベントの司会、エアコンのクリーニング、通訳などさまざま。
フリーランスが新規顧客を開拓をするのにも便利でしょう。
スキルクラウド
公式サイト:https://www.skill-crowd.com/
カウンセリング、占い、恋愛相談など私生活に関わることから、ライティング、HP作成といったビジネス関連のスキルまでカテゴリーが豊富。
価格は自由に設定でき、購入されると手数料20%を差し引いた金額を獲得できます。
良いアイデアがあれば、差別化して稼ぐことが可能でしょう。
REQU
知識・特技の販売ができるスキルシェアサービスです。
内容はメイクのアドバイス、旅行プランの提案、似顔絵作成などなど。
アメブロとの連携が必要で、女性向けのサービスが多い印象です。
価格は自由に設定することができます(手数料15%)。
ANYTIMES
公式サイト:https://www.any-times.com/
「ご近所同士の助け合い」をコンセプトにしたサービスです。
仕事内容はペットの世話、語学レッスン、家の掃除、家具の組み立て・修理といったもの。
スキルの販売だけでなく、困っている人からの仕事依頼に応募することもできます。
手数料は15%
地域に貢献したり、コミュニティをつくりたい人にもおすすめです。
講義・レッスン型のスキルシェア
さまざまなスキルを、講義・レッスンという形でシェアできるジャンル。
人気講師になるには、スキル・実績だけでなく、教え方が上手いかどうかも重要になります。
人に何かを教えるのが好きなら、ぜひチャレンジしてみてください。
ストアカ
公式サイト:https://www.street-academy.com/
シェアできるスキルは料理、フィットネス、語学、プログラミングなど幅広く、多くの利用者がいるサービスです。
販売料金は500円からで手数料は10〜20%
1度で多人数に教えることができる講義形式を採用しています。
オンライン講座も可能など、自由度が高いサービスなので、切り口を工夫すればほかの講師と差別化ができるはず。
またスキルシェア初心者に向けて、講座のアドバイスやイベントなどのサポートがあるのも嬉しいポイント。
サイタ
語学、楽器、カメラ、資格などのスキルを活かしたレッスンを週1回から実施できます。
マンツーマン形式なので、リピーターがつきやすいのも特徴。
料金は1時間3,700〜4,900円と高めで手数料はありません。
スキルと教える力に自信がある方には、特におすすめのサービスです。
Askbe
ビデオ通話・電話・文字チャットという3パターンの方法で、スキルを共有できます。
内容は法律・金融・IT関連などの専門的なものだけでなく、占いやフリートークといった相談系でも構いません。
時間は10分単位、価格も300〜50,000円(手数料25%)の間で調整が可能。
ほかのサービスと比べて、手軽に利用できるのが特徴です。
MENTA
プログラミングを中心とした、さまざまな専門スキルをマンツーマンで教えるサービス。
価格は月額制で、1,000〜10,000円(手数料20%)の間で設定できます。
そのため一定人数の生徒がつけば、収益の安定化にもつながるでしょう。
やり取りはメッセージだけでもOKなので、ほかの講義形式のサービスよりも効率的です。
語学型のスキルシェア
語学スキルに特化したジャンルです。
内容は翻訳・語学レッスンがメインになります。
ただ稼ぐだけでなく、語学力を伸ばすのにもぴったり。
サービスによってスキルシェアの内容や、必要とされる語学レベルは異なります。
フラミンゴ
公式サイト:https://app-flamingo.com/
対象となる言語は40以上。
生徒と相談をして、好きな時間・場所でレッスンができ、オンライン講義にも対応しています。
外国の方も登録しているので、語学スキルを活かして日本語を教えるのもありですね。
手数料は一律で1,000円。
語学スキルを活かしながら手軽に稼ぎたい人におすすめです。
gengo
翻訳・文字起こしのサービスで、語学スキルを活かすことができます。
個人だけでなく企業からの依頼もあって、言語は英語・中国語・韓国語・スペイン語・フランス語などさまざま。
手数料は無料です。
登録にはテストがあり、クオリティとスピードが求められます。
それだけに報酬はかなり高く、合格すれば高収入を得ることも難しくありません。
お迎えシスター
年長から中学生までの子どもに向けて、英語レッスンを行うスキルシェアサービス。
生徒を学校まで迎えにいき、そのまま一緒に帰宅したあと英語レッスンを実施します。
時給は2,400円から。
さらに時給1,400円のオンラインレッスンも選択可能。
事前研修があるので、講師初心者でも安心して始めることができるでしょう。
子どもが好きで語学スキルが高いなら、おすすめです。
家事・育児型のスキルシェア
家事・育児を代行することで報酬が発生します。
スキルシェアサービスの中でも、ニーズが高いジャンルといえるでしょう。
専業主婦の方、子育て経験がある方が、スキマ時間に収入を得るのにぴったりです。
タスカジ
ハウスキーパーとして、掃除、買い物、料理、子育てなどの代行サービスを提供できます。
3時間単位での契約で時給は1,500円以上。
手数料もなく、効率的に稼ぐことが可能です。
専業主婦がスキマ時間を有効活用するのにもぴったり。
キッズライン
ベビーシッターの仕事がメインのスキルシェアサービス。
時給は1,000円以上、スキル・仕事内容によっては2,000円台も可能です。
好きな時間に週1回からでもOKなので、融通がきくのも嬉しいところ。
保育士の資格保有者はもちろん、育児経験があったり、子どもが好きな方におすすめします。
AsMama
「子育てシェア」というコンセプトで、同じ地域に住んでいる知人同士が助け合いをするサービス。
1時間500〜700円(手数料なし)で、送迎・託児などを引き受けることができます。
高収入を得るというよりも、コミュニティ内で気兼ねなく子育てスキルを共有したい人向けです。
体験型のスキルシェア
体験・経験を共有することで報酬を得るジャンルです。
何気ない日々の暮らしが、ほかの人からするとワクワクするような非日常であることも。
プレゼン・企画力がものをいうスキルシェアサービスが多くあります。
TABICA
ワークショップ、自然・農業体験、町歩き・散策といった、地域やライフスタイルに根づいた体験をシェアできます。
細かい料金設定が可能なので、副業にもぴったり。
手数料は18%です。
日々の暮らしのユニーク性を活かしたい方はぜひ。
Justavi
公式サイト:https://www.justavi.com/
旅行者専用の現地ガイド・ドライバーとして、オーダーメイドの旅行プランを提供。
地元の魅力を伝えるスキルシェアサービスです。
時間・価格(手数料20%)は自由に設定できるので、スキマ時間を有効活用できるでしょう。
旅行者と楽しく交流しながら、副収入も得られます。
TOMODACHI GUIDE
公式サイト:https://huber-japan.com/
外国人旅行者に日本ならではの体験を紹介するサービスです。
提案したプランが選ばれたら、詳細な計画をたてて一緒に旅を楽しみます。
価格は3時間7,500円で、手数料は一律1500円。
さらに1時間延長ごとに2,000円が追加されます。
国際交流ができたり、語学スキルを磨けたりと、報酬以外にもさまざまなメリットを享受できるでしょう。
専門分野型のスキルシェア
ひとつの分野に特化して、スキルシェアを行うジャンルです。
プロレベルの高い水準があれば、高収入を得ることも難しくありません。
一方で、アマチュアが稼げるサービスもあるため、好きなことを仕事にしたり、スキルアップ・実績づくりをするのにもおすすめ。
SKIMA
デザイン・イラストを販売できるスキルシェアサービスです。
料金は500円から数万円まで自由に設定可能(手数料11〜22%)。
またユーザーの依頼に答えて、作品を提供することもできます。
プロのイラストレーターからアマチュアまで、クリエイティブな活動で副収入を得たい方は出品してみましょう。
OurPhoto
フォトグラファーとして、依頼者の写真を取ることで、カメラ撮影のスキルを活かせます。
時間と場所はチャット機能を使って事前に相談可能です。
撮影時間は50分単位のため、休日などのちょっとした時間を有効活用するのにもぴったり。
報酬は5,200〜13,000円(手数料35%)の間で、スキルに応じて設定できます。
お金を稼ぎながら撮影スキルを磨いたり、実績をつくるのにも最適でしょう。
LEBER
医師としてのスキルを活用できるドクター・シェアリングサービスです。
病院に行くべきか迷っている人の相談に対して、アドバイスをすると報酬発生。
外科・内科・産婦人科・精神科など専門を問わず登録ができます。
やり取りはすべてチャット機能を使い、対応の速さによって100〜500円の間で料金が決まる仕組みです。
医療従事者としてのスキルで、社会貢献したい人におすすめ。
cotree
カウンセラーとして、ビデオ通話・電話・メッセージで、ユーザーの心のケアを行うサービスです。
価格は通話なら45分で5,000円、メッセージなら2週間で8,000円。
うち20%が手数料となります。
審査があるため、カウンセラーとしての実務経験・資格があれば、報酬の幅を広げられるでしょう。
Crowd Care
公式サイト:https://www.crowdcare.jp/
介護・生活支援がメインのスキルシェアサービスです。
1か所500円からの買い物代行のほかに、時給1,500〜2,000円で訪問介護などを行います。
満足度が高ければ定期的な依頼を受けることも。
無資格でもOKなので、社会貢献しながら収益が得ることが可能です。
nutte
縫製のプロとして、依頼内容に基づいたオリジナルアイテムを提供します。
求められる商品は、洋服、バッグ、雑貨、フィギュア、ペット用品などさまざま。
予算は6,000円以上(手数料20%)で、依頼者が設定をする形式です。
実績があれば現役ではなくても問題ありません。
ビザスク
公式サイト:https://service.visasq.com/
スポットコンサルタントとして、依頼者のビジネス上の問題にアドバイスをするサービスです。
1時間単位で、市場調査、商品開発、マーケティングなどのピンポイントな悩みを解決に導きます。
料金は時給換算で5,000円(手数料30%)。
経験・知識を活かせば、効率的に高収入をねらえるでしょう。
Pitte
公式サイト:https://pitte.carview.co.jp/
車のパーツを取り付け・交換したり、洗車やオイル交換をしたりと、車関連のスキル提供ができます。
日時・場所は相談して決めることが可能なので副業にもぴったり。
料金は数百〜十数万円まで、内容に応じて設定可能です。
なお手数料は販売価格から20%が差し引かれます。
整備資格の有無を問わず、車いじりが好きな人にはおすすめのサービス。
【番外編】クラウドソーシング
クラウドソーシングは「企業からの依頼」に応募することで、仕事を獲得できるサービスです。
さまざまなスキルを活かして働けるという点では、スキルシェアによく似ているため、簡単に取り上げます。
おすすめのサービスはこのあたり。
スキルシェアサービスと併せて登録しておくと収入の幅が広がるでしょう。
くわしくはこちらの記事で解説しているので、ご覧ください。
≫参考:クラウドソーシングとは?具体的な仕事内容とおすすめのサイトを紹介
スキルシェアでスキルを磨きながら稼ぐコツ
スキルシェアで稼ぐコツは次の4ステップです。
- ① 自分のスキルを明確にする
- ② アイデアをつくる
- ③ ニーズを明確にする
- ④ 実績がある人のやり方を真似る
くわしく解説していきます。
① 自分のスキルを明確にする
スキルシェアで武器になるのは専門的で高度なスキルだけではありません。
とくに総合型のスキルシェアサービスでは、アイデアがより重要になります。
そのため、まずはアイデアの元となる「自分のスキル」を箇条書きしてみましょう。
- サプライズを考えるのが好き
- 月20冊は本を読む
- けん玉が得意
- 朝のラジオ体操を10年続けている
こんな感じでもOK。
平均よりちょっと上くらいのスキルや、人と違った習慣・ライフスタイルを細かく挙げていくのがコツです。
② アイデアをつくる
自分のスキルを箇条書きにしたら、それぞれを組み合わせましょう。
あんぱん(あんこ × パン)もスマホ(PC × 携帯電話)も、既成品の組み合わせです。
このように2つのものを組み合わせることで、今までになかったサービスの種がうまれます。
例えば、あなたが「走るのが速くて子どもが好き」なら、子どもを対象にして短距離走のコツを教えるのもあり。
実現可能かは置いておいて、考えられるだけのアイデアを考えてみてください。
③ ニーズを明確にする
サービスのアイデアを考えたら、そのサービスを必要としている相手を明確にします。
さきほどの例でいえば、短距離走のコツを知りたいのは「具体的にどんな子どもか?」を考えるのです。
下記はその実例。
- 周りに教えてくれる人がいない
- 足が遅くて同級生に馬鹿にされている
- 将来はプロのアスリートになりたい
こうしてみると分かるように、どんな子どもを対象にするかで、サービスの売り出し方・必要とされるスキルは変わります。
そのためスキルシェアサービスを始める前に、「何を・誰に・どのように」販売するか、しっかりと明確にしてください。
④ 実績がある人のやり方を真似る
スキルの売り出し方は、先駆者を真似るのもひとつです。
とはいえ丸パクリをしても、競合が増えていくだけですし、先駆者には勝てません。
そうではなく、スキルを買うユーザー心理を参考にしましょう。
具体的には、別ジャンルのサービスが「なぜ売れているのか?」を考えます。
その答えを自分がやりたいジャンルで応用することで、新しい切り口が生まれるはずです。
まとめ:スキルシェアは副業にぴったり
最後に記事の内容をまとめます。
- スキルシェアならスキルを共有して報酬を獲得できる
- スキルシェアのジャンルは6種類
- 稼ぐためにはアイデアが重要になる
- アイデアはスキル2つを組み合わせる
- 「何を・誰に・どのように」を明確にして販売
スキルシェアなら副収入を得ながらスキルを磨くことが可能です。
今後、さらに市場が拡大していくことが予測されるので、いまのうちに実績・信頼を積み重ねていきましょう。
シェアリングエコノミーについて、もっと知りたいという方はこちらの記事で解説しています。

他の副業も知りたいという方はこちらの記事をどうぞ。

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